「あなたの文章は最後まで読んでもらえてますか?」
出会い系サイトやアプリでは、どんなに心に響く熱い文章のプロフィールやメールでも相手に読んでもらえなければ出会うことはできません。
ここでは、相手に「読みやすい!」と感じさせる文章テクニック7個を解説します。誰でも簡単にできる方法なので、今すぐ実行してくださいね。
読みにくい文章は、出会いを逃す
問題:AとBどっちの文章が読みやすいと感じますか?
答えは、Bです。
Aは文字が並び過ぎていて、一瞬で「うゎ読みたくない…」と感じませんか?
その感覚は、知覚心理学の研究結果では正常な反応です。つまり、日ごろから読書などで文字に慣れ親しんている人以外は、字がみっちり詰まったAを見た瞬間に拒否反応を起こしてしまうのが普通です。
実はAとBの内容は同じで、異なるのはBには改行が入っている点。文と文の間にスペースを作ることで、段落ができストレスや嫌悪感が無くなるのです。
改行でゴール地点がたくさん生まれ、「ここまで読んでみようかな」と読み手の心理的ハードルが下がります。
せっかく作った自己紹介文や掲示板も、最後まで読んでもらえなければ空欄と一緒。知らぬ間に出会いを逃しているのです。
反対に、こんな簡単なテクニックで相手が最後まで読んでくれるなら、出会いの確率がアップするとは思いませんか?
心理的に読みやすいと感じる文章テクニック7個
この文章テクニックは、出会い系サイトや出会い系アプリの自己紹介文、掲示板、日記、つぶやき、メールなどあらゆる場面で活用できます。
1.変な小文字の使い方をしない
この文章、可愛いって思いますか?大半の人は、ウザい、イライラすると感じたでしょう。変な小文字を使い方は、頭が弱いかキモいとしか思われません。
小文字を使うなら「~だぁ」「やったぁ」「ねぇ」などにしてください。
「~は」を「ゎ」にしたり、「じ」を「ぢ」にするのもNG。読みにくいばかりか、お相手に引かれてしまいます。
2.難しい漢字は使わない
スマホやPCで簡単に変換できるからといって、なんでも漢字にしてはダメ。難しい漢字を使っても、賢い人とは思われません。逆に読む気がなくなるだけです。
漢字が得意な人ならスラスラ読めると思いますが、途中で立ち止まったり、漢字が読めなかった人もいるはずです。
では、次の文章はどうでしょう?
ポイントは小中学校で習う程度の簡単な漢字だけを使うこと。無理に漢字に変換しなくてもいいのです。
- 殆ど → ほとんど
- 叔母ちゃん → オバちゃん
- 何故 → なぜ
- 五月蝿い → うるさい
100人中100人が読めるであろう文章で、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットなどのバランスが大切。
ひらがなが続きすぎても読みにくく感じてしまうので、おばちゃんをカタカナにしたり、カギかっこを使ったりする技もオススメですよ。
3.ひとつの文の長さは短めに
1文にたくさん情報を入れてしまうと、長くなりすぎて読みにくく伝わりずらい文になってしまいます。
これでは「東北一周旅行」の話なのか「カーナビ」の話なのかよくわかりません。
1文が長くなりすぎないよう区切っただけで何を伝えたいかが整理されました。2~3行程度で1行空けると段落ができて、さらに読みやすくなります。
4.読点「、」で改行しない
「、」で改行する人をよく見かけます…
読みやすくと思っているのかもしれませんが、逆効果になるのです。
これは、画面サイズが違う場合に起こる現象です。あなたの画面ではいい感じに表示されてても、読む側の画面サイズが小さいと希望していない部分で改行されてしまいます。
現在使われているスマホの画面サイズは10種類以上あり、さらにパソコンやタブレットで出会い系を利用する会員も大勢います。すべてのデバイスで表示を確認することは現実的には不可能。だから、読点「、」で改行はしないことです。
改行は、「。」「!」「?」など1文が終わったときにしましょうね。
5.読点「、」を正しく使う
読点「、」の使い方にも注意してください。
一見、似たような文章だけど彼と彼女どちらが楽しそうなのか?読点「、」の場所でまったく別の意味になってしまいます。
そして、極まれにいるのが読点「、」を使いすぎの人です。
これでは意味が伝わらないばかりかストレスさえ感じますよね?正しい日本語で想いを伝えましょう。
6.命を吹き込む
- ~だった。
- ~ました。
- ~でした。
- ~です。
- ~ます。
文の最後がこんな単調な言葉ばかりになってませんか?これでは小学生の作文です。これに、ちょっとしたコツで命を吹き込みましょう。
- ~だったよ。
- ~しちゃいました。
- ~でしたね。
- ~ですよね?
- ~ますね。
これだけで血の通った文章になり、あなたの人間味が感じ取れます。
初対面の相手には馴れ馴れしいと思われないように、相手との親密度に応じて文章に生命を与えてみてくださいね。
7.時間をおいて読み返す
文章を書き終えたら少し時間をおいて必ず読み返しましょう。
- パッと見で読みにくいと感じないか?
- スラスラとスムーズに読めるか?
- 意味が伝わりにくくないか?
頭の中を一度リセットして、初めて読む感覚でやってみてくださいね。
まとめ
出会い系サイトやアプリのスタートは、会ったことのない相手とのやり取りです。「どんな人なの?」と興味を持たれたときに、どれだけ自分を伝えられるかが重要。
出会いが上手くいかない人は、そもそも自分の文章が読んでもらえていない恐れがあるのです。まずは好印象を与える文章で、相手にアピールしましょう!